ここ数年で働き方は大きく変わりました。
- 在宅勤務
- 外出先からの業務
- モバイルワーク
こうした働き方が一般化したことで、企業のIT担当者にとって新たな課題となっているのが
モバイルデバイスの管理です。
「会社に端末がない状態でも、どうやって安全に管理するのか?」
この記事では、リモートワーク時代に求められる
モバイルデバイス管理の新常識を解説します。
なぜモバイル管理が難しくなったのか
リモートワークが広がる以前、企業のIT機器は多くの場合
社内ネットワークの中で管理されていました。
しかし現在は
- 自宅
- カフェ
- 出張先
など、さまざまな場所から業務が行われています。
つまり
端末が会社の管理ネットワークの外にある
という状態が日常になりました。
その結果、次のような課題が生まれています。
- 端末のセキュリティ管理
- アプリ配布
- OSアップデート管理
- 紛失時の対応
これらを解決するために重要なのが
モバイルデバイス管理(MDM)です。
MDMとは何か
MDM(Mobile Device Management)は
スマートフォンやタブレットを企業が遠隔管理する仕組みです。
MDMを導入することで、IT管理者は次のようなことが可能になります。
- 端末設定の自動化
- アプリ配布
- セキュリティポリシー適用
- 紛失時のリモートロック
スマホ導入時の初期設定については、こちらの記事でも解説しています。
関連記事
【情シス必見】スマホ導入のキッティングを自動化する方法|MDMで初期設定を劇的に効率化する3ステップ
リモートワーク時代のモバイル管理のポイント
では、リモート環境でモバイルデバイスを安全に管理するためには
どのようなポイントが重要なのでしょうか。
① 端末設定の自動化
IT管理者の負担を減らすためには、
端末設定の自動化が非常に重要です。
例えば
- Wi-Fi設定
- VPN設定
- メール設定
- セキュリティ設定
などをMDMで一括配布することで、
従業員は端末を受け取るだけで業務を開始できます。
これは
情シスの運用負担を大きく減らすポイントです。
② セキュアなVPN接続
リモートワークでは
社外ネットワークから社内システムにアクセスする機会が増えます。
このとき重要になるのが
VPN接続です。
VPNを利用することで
- 通信の暗号化
- 社内ネットワークへの安全なアクセス
が可能になります。
MDMを利用すれば、VPN設定も自動配布できます。
③ アプリ配布のクラウド管理
業務アプリの管理も重要なポイントです。
例えば
- 業務チャット
- CRM
- 営業支援アプリ
- 社内システムアプリ
などをMDMで配布すれば
従業員が個別に設定する必要がなくなります。
また
- 不要アプリの制限
- セキュリティアプリの必須化
といった管理も可能です。
④ 紛失・盗難時のリモート対応
モバイル端末は
紛失リスクが避けられません。
そのため、紛失時の対応も重要です。
MDMを利用すると
- リモートロック
- データ削除
- 端末位置確認
などの対応が可能になります。
モバイル端末のセキュリティについては、こちらの記事も参考になります。
関連記事
情シス担当が知っておくべき!モバイルデバイスからの情報漏洩を防ぐ5つの対策
BYOD環境での管理
リモートワークでは
BYOD(私物端末の業務利用)を採用する企業もあります。
しかしBYODでは
- 企業データ
- 個人データ
が同じ端末に存在するため、
慎重な管理が必要です。
BYOD管理については、こちらの記事で詳しく解説しています。
関連記事
「社員のスマホ、何使ってる?」
モバイル管理は「効率」と「安全」の両立が重要
リモートワーク時代のモバイル管理では
効率とセキュリティの両立が重要です。
例えば
- 設定の自動化
- アプリ配布
- セキュリティポリシー管理
- リモート対応
などを仕組み化することで、
IT管理の負担を大きく減らすことができます。
まとめ
リモートワークの普及により、
企業のモバイルデバイス管理はより重要になっています。
しかし
- MDMの活用
- VPNによる安全な接続
- アプリ管理の自動化
などを組み合わせることで、
場所を選ばない安全なIT管理を実現できます。
モバイルデバイス管理は、
リモートワーク時代の企業にとって欠かせないIT基盤と言えるでしょう。
mobitech solutionでは、企業のモバイル運用を支援する伴走型サポートを提供しています。
MDM導入支援やモバイル運用設計なども行っておりますので、社用スマートフォン管理に課題を感じている企業様はぜひお気軽にご相談ください。